久々に「攻殻機動隊S.A.C., 2nd, SSS」を見直してみた, その他

(*`;ω;)ゞ田中敦子さんに敬礼!

 

 

 「山田玲司のヤングサンデー」で「攻殻機動隊S.A.C.」の解説があったので、久々に見たくなってS.A.C., 2nd, SSSを夜に少しずつ見直してます。で、S.A.C.シリーズですが、私、大学生の時に見ていましたが、S.A.C.だとよく覚えているのは9話「ネットの闇に棲む男」でしたね。

 

 |・ω・`)  「2ちゃんねる」をビジュアル化したらこうなるのか、と衝撃を受けましたね

 

 S.A.C.が放送されていた時代は2ちゃんねる全盛時代で、映画にもなったWinnyが動いていた時代であり、ネットの普及により様々な社会的現象が起こった時代でもありました。まさに"スタンドアローンコンプレックス"現象が起こりつつあった時代背景であったわけですが、この時代背景とSFをうまく結合させて、面白いドラマを作るなあ、と思いながら見ていました。

 

 |・ω・`)  最初"スタンドアローンコンプレックス"の意味を読み間違えたまま見ていたのは内緒なのだ

 

※「スタンドアローンコンプレックス」とは

「組織化されず、司令塔もないまま、それぞれが共感・感応して動き続ける」とでも言うべき組織化のあり方で、後の「アノニマス」などのハクティヴィスト集団の政治行動などにも影響を与えました。

(朝日新聞デジタル)

 

 

 そしてS.A.C. 2ndではその読み違えというか、ダブルミーニングの意味として「自立(スタンドアローン)するということはどういうことか」、つまりネットの発達により変わってしまった社会の中で、個人が、組織が、国家が自立するということはどういうことか、というテーマを、男の子の2大コンプレックス(成りあがりたい・モテたい)をこじらせた男が引き起こす事件というストーリーをベースに見せる、という面白い構造になってます。

 

 ただ2ndは、すこし設定がやりすぎなところがあるというか、1stと比較して少し難解なところがあるのでちょっと敷居が高いかな…1stはかなりエンタメに振った構造で見やすいのに対し。

 

 |・ω・`)  あとS.A.C.シリーズはOPの歌詞がテーマを表しているのでそこも重要ではある

 

 |・ω・`)  歌詞の一部が今流行りのロシア語なので、当時はまったくわからなかったのだ…

 

 

 最後に SSSですが、漫画版原作の展開をS.A.C.の世界観にうまく組合せた劇場版のような構成になっており、これもまた面白い内容です。

 

 |;ω;`)  子供がいる親には、終盤の展開は特にきついのだ…

 

 

 見直してみましたが、やはり良質のSFは面白いなぁ、とつくづく思いました。ちなみに私、高校の時にオタク友達のS君に押井版攻殻機動隊(劇場版)を見せられて、けっこう衝撃を受けた記憶があります。特に「記憶を書き換えられる時代」という設定に当時はかなり衝撃を受けました。

 

 |・ω・`)  さらにちなみに、そのとき同時に見せられたのが「トップをねらえ!」だったりする…

 

 

 

 |・ω・`)  「メカウデ」北九州市民は視聴義務があるかな、と思って見たけど、レベル高いぞ!!

 

 最初に設定だけ見たとき、ど根性ガエルとARMSと寄生獣とガドガードとあとなにが混ざった内容なのかなと思ったけど、どうもやろうとしていることは王道少年漫画、というか仮面ライダー(平成)に近いことをやろうとしているっぽいのも好感触。

 

 |・ω・`) というか、声優さんとか音楽とかが豪華すぎる。よくお金集めたね。

 

 正直グレンダイザーUよりはるかに、おっと誰か来た(ry