下手の横好きで作ったプラモデル(1970年代作品)の紹介です


無敵超人ザンボット3 (1977年)

スーパーミニプラ 無敵超人ザンボット3

Youtubeのサンライズチャンネルで放送開始(2021年3月)記念ということで、スーパーミニプラ版のザンボット3です。かなり前に作ったものなのですが、原作っぽい色で塗ってみたところ、かなり野暮ったい印象に仕上がってしまったのです。

 

ザンボット3は、某有名海外サッカー選手がトラウマになったことでも有名なアニメですが、私はかなり大人になってから全話を視聴しました。話の内容は視聴前に知っていたのですが、やはり実際に視聴した時、17話と23話のラストシーンには絶句してしまいました。よく「ガンダムがリアルロボットアニメの始まり」とか言われますが、この作品こそがリアルロボットアニメの黎明ですので、Youtubeで初めて見る、という若い人には、覚悟して最後までしっかり見て欲しいです。


機動戦士ガンダム (1979年)

RG 1/144 RX-78-2 ガンダム

HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン

HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク

RGのファーストガンダムと、HGUCのガンキャノンとガンタンクです。RGと言えばモリモリデカールのイメージですが、ネットでまったくデカールを貼らず、アニメに忠実なカラーで塗っている人の作品を見て「かっこいい!!」と思ってしまい、自分なりに色を作って、RGっぽさを残しながら塗ってみました。ファーストガンダムはやはり少し汚れているほうがイメージにピッタリですね。またガンキャノンとガンタンクはキャンディマット塗装と汚し塗装の組み合わせで塗ってみました。HGUCも作りようによってはRGに負けないぐらいの仕上がりになりますね。

 

私はファーストガンダムは再放送やDVDでしか見ることができませんでしたが、安彦良和氏に「あの時の富野由悠季は本当に神がかっていた」と言わしめた時期の作品らしく、今改めて見てみると本当に、恐ろしいほどに完成度の高いドラマですね。「ガンダムはファーストしか認めない」という層がいまだにいるのもよくわかります。作画はおそらく最近のアニメ基準で見たら作画崩壊レベルなのでしょうが、アニメ演出のレベルは高畑勲作品に劣らない出来だと思います。


RG 1/144 MS-06S シャア専用ザクⅡ

RG 1/144 MS-06F 量産型ザクⅡ

RGのシャア専用ザクⅡと量産型ザクⅡをRGファーストガンダムと同じような感じで作ってみました。シャア専用は色分けしてデカールも貼りましたが、量産型は量産型らしくあまり塗り分けせず、またデカールも控えめにしてみました。しかし、RGザクの動力パイプ部の塗装はまさに修行ですね、とにかく個数が多くてきつかったです。

 

シャア専用機はオリジン版ではまさに赤く塗られてしまっていますが、ファーストガンダムの本放送版では実は赤というよりはピンクに近い色なんですよね、ズゴックもゲルググも含めて。しかし通常の3倍のスピードは、子供の頃は「カッコイイ!」というだけでいいですけど、現実を考えるとかなりツッコミどころはありますよね、いかに宇宙空間での戦闘とはいえ。


RG 1/144 MSM-07S シャア専用ズゴック

RG 1/144 MSM-07 量産型ズゴック

HGUC 1/144 RGM-79 ジム

ジャブロー戦で圧倒的な存在感を放つシャア専用ズゴックをアニメに忠実な色で塗ってみました。量産型はプレバン限定で買い逃したので、同じRGシャア専用キットを(自分なりの)量産型カラーで塗ってみました。どちらもウェザリングもすこしやってみましたが、やはり難しい…。そしてジャブローでの名シーンに欠かせないジムです。こちらもアニメのカラーに近いイメージで作って汚してみましたが、センスのない自分にはこれが限界です。きれいに塗るだけならセンスなんて要らないんですけどね。

 

余談ですが、劇場版ガンダムIIのHDリマスターで、ジャブロー戦での「哀 戦士」をオミットしたバージョンがあったと思うんですが、あれをオミットした人はなにを考えていたんでしょうかね。


HGUC 1/144 MS-07B グフ

HGUC 1/144 MS-09 ドム

HGUC 1/144 YMS-15 ギャン

コロナの影響でガンプラが転売屋に狙われまくっている中、グフとドムとギャンを運よく近所のおもちゃ屋で定価割引価格で手に入れられましたので、作ってみました。

 

グフは、モノアイ追加と肩のツノを鋭くした改修程度です。ドムはモノアイと胸の拡散ビーム砲を改造しました。この2つはあまり印象がキットそのままと変わらないですが。ギャンはモノアイや頭のてっぺんのパーツを改造してまして、デフォルトよりかなり変わった印象になりました。デカール類は、実はかなり前に大きなジオンマーク欲しさにたまたま入手可能だったMGギャン用のガンダムデカールを購入しており、ツィマットのマークなんてどこで使うんだと思っていましたが、ここぞとばかりにドムとギャンに使ってみました

 

いやあしかし、ファーストガンダムのMSはデザインがシンプルで良いなぁ。ただ、グフのフィンガー・バルカンと、ギャンのミサイル・シールドは突っ込みどころ満載のロマン兵器ですねぇ。一体構造はどうなっているんでしょうかw。


MG 1/100 PF-78-3A アメイジングレッドウォーリア

全プラモ狂四郎世代が涙した、レッドウォーリアのプラキット発売というとんでもないサプライズ。1980年代当時、パーフェクトガンダムシリーズで唯一キット化されなかった機体でしたが、まさか30年の時を超えてキット化されるとは。ホビージャパン誌に情報が載ったときには本当に驚愕しました。発売後少ししてから、私も早速、例のフラメンコの音楽とともにやってくる、サングラスをかけた謎の人(w)の登場シーンで作ってみました。SKマークはやりすぎだと思ったのでつけてません。

 

30年前のホビージャパン誌に載っていた、プロのモデラーがフルスクラッチで作ったレッドウォーリアの写真を穴が空くほど眺めていた小学生時代を思い出して泣けてきました…

 

このレッドウォーリアはモデラー集団として有名なストリームベースの小田氏のデザインが元になっているそうですが、このストリームベースのメンバーの1人、現バンダイスピリッツ川口氏(通称・川口名人)は北九州市門司区の出身だそうですよ。